デュ・ゲクラン隊(青)の攻撃を受けたイングランド軍のパーシー隊(水色)が反撃。混乱状態の重装騎兵を重装歩兵のDM2ユニットが攻撃する。楽勝だぜ成仏しな傭兵ども、と思いきや、No result。さらに別の重装騎兵にDM2ユニットで側面攻撃をしかけたのだが、サイの目ゼロで攻撃側混乱。おいおい、ずっと放置されていてやっと回ってきたチャンスなんだからいいところ見せろよパーシー。
活性化値が3と比較的低いパーシーを自由活性化で攻撃させた後、活性継続で黒太子隊の態勢を立て直させようとイングランド軍はもくろんでいたのだが、活性継続に失敗。え、やばいんでないの。騎兵集団の攻撃で結構な損害を被っていたのに。黒太子を守っているDMは混乱状態だし、黒太子隊とパーシー隊の間には戦列の隙間が生じているし。不甲斐ないパーシーなんかを自由活性化で動かさずに、黒太子隊を優先していればよかった。
そんなイングランド軍のミスを見逃さず、カスティーリャ軍のデニア伯の部隊(茶)が黒太子隊に再び襲い掛かる。クロスボウの射撃でイングランド軍DMを敗走させ、さらに最強DMとスタックしている黒太子へ重装騎兵MMが突撃する。前回は踏みとどまったDMだが今回は耐えきれずに壊滅、黒太子がついに討ち死にか?! と思われたが、危ういところで逃げ延びた。
さらにデュ・ゲクラン隊(青)がパーシー隊(水色)を攻撃。クロスボウで長弓兵を排除してから、重装騎兵がパーシーに突撃。パーシーとスタックしていたDMが壊滅する。だが黒太子同様、パーシーは戦死チェックを生き延びた。
カスティーリャ軍の連続攻撃を受け、イングランド軍左翼が危うい。このままカスティーリャ軍が押し切り、まさかの黒太子敗北か。だがイングランド軍は動じない。イングランド軍の敗走ポイントFPはいまだに21。敗走レベルの45までかなり余裕がある。なんなら黒太子を見殺しにしても負けそうにない。そんなこと、しませんけどね。一方、出血を顧みない攻撃によってカスティーリャ軍のFPはすでに52に上っており、崩壊目前なのだ。
イングランド軍はまず最右翼のジャン隊(白)の射撃プラス白兵戦で敵ユニットを着実に壊滅させる。そして黒太子隊が反撃。混乱状態になっていたテージョ隊(赤)の重装騎兵2ユニットを壊滅させた。これによってカスティーリャ軍のFPは60となり、負けが確実となったため投了した。
敵軍の側面を攻撃という奇襲状態にもかかわらず、慎重に攻めたことがイングランド軍の勝因か。一方、カスティーリャ軍は活性化値の高いデュ・ゲクランを積極的に動かして敵左翼にプレッシャーをかけるとともに、もう少し早い段階で攻勢に出て混戦に持ち込むべきだったか。今回もマップ左方に退避していたエンリケ王の騎兵部隊を投入する前にカスティーリャ軍は負けてしまったし。
でもね、デュ・ゲクランは確かに優秀だけどユニット数が少ないのでイングランド軍とガチンコ勝負はできないうえ、ほかのカスティーリャ軍の指揮官は活性化値が低いので連携して動くなんて期待できない。まあ、自軍部隊が思うように動いてくれないところがこのシリーズの面白さだとは思います。とりあえず黒太子が戦死しなくてよかったよかった。
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